新聞紙で代用。災害時のトイレ

災害はいつも、私たちの想定を超えたタイミングでやってきます。
もし、大きな地震で断水してしまい、家のトイレが使えなくなったら。
そして、備えていたはずの凝固剤や、代用できるおむつ、ペットシーツさえも使い切ってしまったら……。

そんな「もしも」の時の、最後の一手となるのが「新聞紙」です。

これまでも「知ることが災害のそなえ」とお伝えしてきましたが、新聞紙をただ「持っている」だけでは不十分かもしれません。
今回は、限られた資源を最大限に活かすために、どの状態の新聞紙が最も効率よく水分を吸収してくれるのか、3つの方法で実験・検証してみたいと思います。

【検証】新聞紙の「カタチ」で吸収力はどう変わる?

「新聞紙が水分の吸収に役立つ」ということは知っていても、どのような状態で使うのがベストなのかを試したことがある方は少ないのではないでしょうか。
今回は、以下の3パターンで比較を行います。

  1. 「そのまま」敷く もっとも手間がかからない方法ですが、水分の広がりや吸収の速さはどうでしょうか。
  2. 「くしゃくしゃ」にする 一度丸めて広げることで、紙の繊維がほぐれ、表面積が増えます。これが吸収力にどう影響するかを確認します。
  3. 「びりびり」に破く 細かく破ることで、より表面積を最大化させます。吸収スピードや、使用後の処理のしやすさを検証します。

「あれば安心」を「使える安心」に変えるために
災害時は「いざという時にちゃんと使えること」がとても大切になります。
それは、災害時のトイレ対策でも全く同じです。

凝固剤がないという極限状態において、「新聞紙なら何でもいい」のではなく、「どうすれば最も効果的に使えるか」を知っておくこと。
この「知識」を備えておくと、いざというときにパニックを防ぎ、自分や家族を守るための「心の余裕」に繋がります。

検証の先に目指すもの

今回の実験では、それぞれのパターンにおいて「吸収にかかる時間」や「未吸収水分」などの数字を具体的に出していく予定です。

防災士として大切にしたいのは、理論だけでなく、実際に手を動かして得た「実感」です。
この新聞紙の実験が、誰かの「あしたの安心」を支える具体的な知恵になると信じています。

コメント

  1. こんにちは、これはコメントです。
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